2012年4月25日水曜日

ラーメン二郎 歌舞伎町店

先日の戸川純ちゃんライヴ(過去の記事 )に行く前、腹ごしらえをしようと事前に周辺ラーメン屋を調査。新宿LOFTの近くにラーメン二郎があることを発見した。ネットでは何やら歌舞伎町店がバシバシと叩かれている ではないか。喋りながら食べていたら、店員から「喋るなよ!」と怒鳴られたとか。いくら何でも客商売なんだから、ここまで酷い対応をされることはないだろう、と訝しむ。百聞は一見に如かず。何なら自分の目で確かめようじゃないか、と足を運んだ次第。別にラーメン二郎が好きで行ったんじゃありませんから。



暮れなずむ街の光と影の中、ラーメン二郎の看板は黄色く燃え上がり輝いていた。そもそも歌舞伎町店や小滝橋店(過去の記事 )はジロリアンの中でも評判が悪いらしい。その理由は後述するが、ラーメン業界のアウトロー的存在である二郎の中でも評判が悪い支店って、どんだけアウトローな存在なんだよ。



さてさて店員の対応はどんなものか観察したところ、全く普通の二郎と変わらない。無愛想ながらも黙々とラーメンを作っているお兄さんたち。お客さんも緊張する素振りを見せず、普段のように「ニンニクヤサイアブラカラメ」と呪文を唱えている。取り敢えずは一安心し、それほどお腹も減っていないので「アブラ」と呪文を唱えた。ご覧の通りヤサイマシにしなかったので、ボリューム感は全くない。それどころか他の二郎に比べて、見た目の物足りなささえ感じる。おそらくは、このボリューム感の少なさがジロリアンの不評の一つなんだろう。それはそうとスープを啜ってみると、まろやかささえ覚えるジャンク感のなさ。カネシ醤油の味がそれほど感じられないので、逆に言えば普通のラーメンのように危険な香りが少ない。ブタは「結構美味しいじゃん」と思ってしまうほどの柔らかさ。麺はやはり極太でワシワシしているものの、けっこう食べやすい仕上がりになっていた。麺を食べ終わって、あろうことか物足りなささえ覚えたのでスープをごくごく飲んでしまった。これが間違いの元で、あとで強烈な胃もたれと口内の気持ち悪いさに苦しめられることになる。

【結論】

店員の態度は悪くなかったので、何らかの個人的恨みを持つ人がデマを流したんだろう。肝心のお味は、二郎のジャンク感を継承しつつも、小滝橋店と同様に極めてマイルドな仕上がり。だからこそ身も心も二郎に捧げた真性ジロリアンには不評なんだろう。二郎初心者にはお勧めの味だ。

住所:東京都新宿区歌舞伎町1-19-3
ラーメン二郎 歌舞伎町店ラーメン / 西武新宿駅新宿西口駅東新宿駅 ) 
夜総合点★★★☆☆ 3.0 
昼総合点★★★☆☆ 3.0

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