2012年4月1日日曜日

JUN TOGAWA BIRTHDAY LIVE 2012

ふとしたキッカケで純ちゃん熱が再燃してしまい、3/31のバースデーライブに足を運ぶことにしました。あの純ちゃんがもう51歳だってよ!数年前に交通事故に遭い足を骨折、その影響でもともと悪かった腰を悪くしてしまいメディアへの露出が極端に減った彼女。ここ数年はたまにライヴをやっているようですが、腰のせいで座ったまま歌っていたようです。元気なのかしら?と心配しつつ、新宿LOFTに行って来ました。



入場するとサプライズプレゼントとして非売品CDをもらいました。収録されているのは「蛹化の女」のライヴ音源。誕生日の主から逆にプレゼントをもらうというのはかなり嬉しい。会場は500人ほどの観客で満員となっていました。客層は20代ぐらいの若い人から50代ぐらいの人まで幅広く、どちらかというと女子率高め。けっこう若い人からも支持されているんだなあ。

約20分押しで「諦念プシガンガ」、「肉屋のように」からステージが始まる。怪我のせいで極端な運動不足に陥り、体重が相当増えたらしい、とは知らされていたのですが、やはり純ちゃんは昔に比べて肥えていました(笑)。本人曰く20キロぐらい太ったらしい。それでも彼女が本来持ち合わせている可愛さに、全くの陰りはありませんでした。金色ロングのウィッグに大きな花のコサージュをつけている姿がとてもキュートです。

さて彼女のボーカル。全盛期に比べて高音の伸びが悪くなっているのは否めません。それにしても声量はさすがというしかない。彼女の体調を心配していましたが、思ったよりも元気そうで一安心。それでも連続して歌うのはつらいらしく、歌の合間にMCをはさみます。相変わらずロレツの怪しい喋り方で「大丈夫なのかな?」とヒヤヒヤしますが、歌が始まる瞬間に眼光が鋭くなる。麗しいファルセットボイスも健在で、瞬間的に変化していく最高のボーカルを十分に堪能。座りながら歌う彼女を支えるバンド陣の演奏も鉄壁。特に矢壁アツノブのドラムがタイトで、しかもロールしまくって最高のプレイを披露。

体調を考慮して、ステージは休憩を挟んでの2部構成になってました。選曲は全体的に地味目なものとなっていましたが、最後は「バーバラ・セクサロイド」とアンコールの「パンク蛹化の女」で締め。アンコールは立って歌いたかったようですが、申し訳なさそうに「座って歌うことをお許し下さい」なんて言っていた。いえいえ、無理しないでください。それよりも早く元気になって、かつてのように活動してくれることをファンは望んでいるんだから。ぽっちゃりした純ちゃんはやはりキュートで可憐なままでした。

【セットリスト】

諦念プシガンガ
肉屋のように
コレクター
また恋しちゃったのよ
金星
赤い戦車
コンドルが飛んでくる
私の中の他人
Men's JUNAN
フリートーキング

玉姫様
神聖ムウ帝国亡国歌
NOT DEAD LUNA
ヒステリヤ
踊れない
シアー・ラバーズ
シャルロット・セクサロイドの憂鬱
蛹化の女
電車でGO
バージンブルース
供述書によれば
レーダーマン
バーバラ・セクサロイド

パンク蛹化の女

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