2012年7月10日火曜日

ラーメン 神田店



ここ最近、仕事で外出する機会がやたらと多い。都内各地を駆けまわって、昼時になると近くのラーメン屋に飛び込む毎日。この日は神田界隈に行きました。取りあえず「普通の」ラーメンを食べようと思っていたところ、眼の前に飛び込んだのは「ラーメン 神田店」という文字が書かれた黄色い看板。「ここだったら「普通の」ラーメンが食べられるに違いない!」と思って入店。



どこかで見たことのある黄色い看板に「ラーメン 神田店」と書いてある。ここは紛れもなく「普通の」ラーメンを食べさせてくれるに違いない。「ラーメン」の文字の下に薄く消された二文字が見えたが、なんと書いてあるのか全然分からなかった。券売機で普通盛りのラーメンを買って席に着く。店主と奥さんらしき人が切り盛りしており、愛想がいいのが印象的だった。周りの人が何だか聞いたことのあるような呪文を唱えているが、ラーメンの事しか頭になかったので気にしなかった。今思えば「ヤサイマシマシ」とか「ニンニクアブラカラメ」とか意味不明の呪文だったな。



「トッピングは?」とおもむろに聞かれたので、条件反射的に「えっ?や、野菜」と答えてしまった。程なくして着丼したラーメンのスープを啜ると、背脂が多めで独特の醤油味が口内に広がる。搭載された野菜に動物的臭みのあるスープをまぶすべく、丼の底からラーメンをグワシと天地返しする。現れたのは見たことのあるワシワシとした風合いの中太麺。チャーシューは分厚くも固くて、非常に食べ応えがある。しかも全体的に何だか食べやすいぞ…食べ進むにつれて既視感を覚えてきた。先ほど写真に撮った店の看板をよく見返してみると、薄く消された「二郎」の二文字。何という事だ!普通のラーメンを食べるべく入店したはずなのに、いつの間にかかつての「ラーメン二郎 神田店」、今は何らかの理由で二郎インスパイア系になってしまったお店に入店していた!にも関わらず、何の違和感もなくラーメンを楽しんだ自分が不思議だ…。

住所:東京都中央区日本橋本石町4-4-17
ラーメン 神田店ラーメン / 新日本橋駅三越前駅神田駅 ) 
夜総合点★★★☆☆ 3.5 
昼総合点★★★☆☆ 3.5

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