2012年9月1日土曜日

TOUR-LIVE '85-'86 : 戸川純とヤプーズ

沢尻エリカ主演映画「ヘルタースケルター」に純ちゃんの名曲「蛹化の女」が使われているようで、それ繋がりで「蛹化の女 - 蜷川実花セレクション」というベストアルバムがリリースされています。蜷川実花監督も純ちゃん好きなんだなぁ、と何だか嬉しくなりました。



TOUR-LIVE '85-'86 : 戸川純とヤプーズ

さて、本作品は'85年11月28日に大阪厚生年金会館で収録されたライヴ映像。時期的には「好き好き大好き」(過去レビュー)リリース後ということなので、世間的な活動や露出度がピークに達しようとしてた時期(アーティストとしてのピーク時という意味ではない)。それ故にステージ上で純ちゃんが放射するオーラは尋常ではなく、曲によって変化させる声音と表情には鬼気迫るものがある。前半は純ちゃんも会場も温まっていないのか、表情には動きにはぎこちなさが目立つ。当時のハウスマヌカン風の衣装で「ヘリクツBOY」を歌う姿はチェッカーズのパロディのよう(この頃、チェッカーズの武内享と付き合っていたのは本当なんでしょうか?)。衣装が変わった後半になると、会場の熱が純ちゃんにフィードバックされている様子がよく分かる。とにかく純ちゃんの動きや表情の可愛さ、ボーカルの表現力の豊かさと言ったら!映像を見ているだけで恋に落ちるような感覚さえ覚えてしまうよ。

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