2012年9月21日金曜日

Vietnam (Day 2)


Hotel Majestic Saigon 」という、ドンコイ通りのいちばんサイゴン川寄りにあるホテルに泊まりました。海外旅行する時はいつも安宿泊りなんですが、今回の旅行はそれなりに豪華なホテルを選びました。1925年創業という名門老舗ホテルを選んでも、一泊約8,000円というリーズナブル感。これぞベトナム旅行の醍醐味といえるんじゃないでしょうか?



ホテルを出て川上方向へすぐ、ちょー偉そうな巨大銅像が建っています。13世紀の英雄 チャン・フン・ダオさんという方だそうです。地味目な英雄なんでしょうか、ここで記念写真を撮る人は全くいません。



中心部に向かってドンコイ通りを歩いていきます。昨晩ライトアップされていた市民劇場の前にたどり着きます。




更に行くと見事な教会がそびえています。フランス統治時代に建てられたサイゴン大教会です。教会の前では結婚式の記念写真を撮っている若いカップルが数組いました。ここに限らず、今回の旅行では結婚記念写真を外で撮っているカップルにやたらと遭遇したな。




教会に向かって右側、これまた見事なコロニアル建築物である中央郵便局が建っています。これまた、ここに限らず各都市の郵便局はみんな立派な建物でした。




ホーチミンシティのモニュメントとも言えるホーチミン市人民委員会です。建物の前にはホーおじさんことホーチミンの銅像がいます。今回の旅行でベトナムの歴史やホーチミン人物像をちょっとかじったんだけど、ホーおじさんは偉大なるお方なんだよね。




ランチはニャーハンゴン(Nhà hàng Ngon)というベトナム料理店で。開放感溢れるお店で、観光客だけでなく地元民で賑わっています。




なんだかよく分からずベトナム風オムレツを注文したら、フランスパンが添えられた簡単な目玉焼きが出てきました。このまま食べるべきなのか悩んだ挙句、フランスパンに野菜と目玉焼きをはさんで「バインミー」(ベトナム風サンドウィッチ)にして食べました。




今回の旅行で初めて喰らうフォー。現地マナーではハーブともやしが別で出てくると聞いていたのですが、このお店ではあらかじめ投入されていました。やっぱり本場のフォーは旨いなぁ、と叫びながらズルズル喰らいます。滞在中はほぼ毎日フォーを食べることになるんですが、これよりももっともっと旨いフォーに出会うことになります。



食後は近くにあるカフェ「ラフネソレ(La Feneter Soleil)」で。建物二階にある隠れ家的カフェとして有名らしいんですが、ガイド等でここまで紹介されたら隠れ家じゃなくなっちゃうよね。小奇麗じゃなくて適度に薄汚れた調度が抜群にシャレオツ。



僕はベトナムコーヒーをアイスで(実に香ばしい!)、相方はベトナム版あんみつと言われるチェーを注文します。こいつはハスの実のチェー。ハスの実なんて初めて食べたんですが、「レンコンの甘さをもったナッツ」と言えばいいんでしょうか、実に美味しいです。左側にあるのはジンジャーのアイスティー。このカフェでぼんやり過ごしていると、とんでもないスコールが降ってきました。ベトナムの午後はスコールが多く、しばらく雨をやり過ごします。




雨が上がって、湿気に満ちた道を歩いて「統一会堂」に到着。かつての大統領官邸であり、いまは観光名所として開放されている建造物です。入場料は30,000 VND。ここでのハイライトとなるのが地下にある秘密軍事施設。一般人は立入禁止となる区域がたくさんあったんですが、そこからさらに秘密の地下通路が何キロもあるんだろうな…なんて考えたり。




建物上層階から広場を眺めます。ここはベトナム戦争末期に解放軍が無血入城を果たしたところ。今でこそのんびり感が漂っていますが、30年以上も前は緊張感に溢れた光景だったんだろう。




晩御飯は「フーンライ(Huong Lai)」で。決して派手なお店ではないんですが、家庭的で素朴なベトナム領地を楽しめます。ここで働いている若いベトナム人たちは貧しい孤児や遺児だそうで、レストランが勤労支援をしているだそうです。




生春巻や揚げ春巻を前菜に、シンプルな空芯菜炒めなどに舌鼓を打ちます。こうやって振り返るとそれほど移動していないように思える。だけども暑さと湿気のせいか、とんでもなく疲れていたんだよな。熱帯では無理して歩きまわらず、うまくタクシーを使うのがよろしいと思います。

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