2012年9月27日木曜日

Vietnam (Day 5)


ハノイに泊まるは「Sofitel Plaza Hanoi 」。前日遭ったぼったくりのせいで打ちひしがれながら起床します。このホテルは市の北部に位置し、中心部に行くまでには少々時間がかかります。観光名所を訪れるため、徒歩を選ぶことに。




タイ湖(西湖)のほとりにあるホテルを出て南下。湖に浮かぶベトナム最古のお寺「鎮国寺」を訪れます。





元々は6世紀に建立されたそうですが、17世紀にいまある西湖の小島に移されました。ホーチミンとは違う時間が流れているハノイにて、このお寺は特に静寂さを保っています。




今回の旅行のベストショット!釣り客で賑わっている湖のほとりで、岩の上にて放尿する一人の男。ベトナムは立ちション率が高いのですが(道端で脱糞する女性も見かけた)、この人はわざわざ湖の岩に下りて放尿。遠くを見つめながら何を考えているのだろうか(いや、何も考えてはいまい)。




ホーチミンに比べて緑が多い首都ハノイ。政府機関の建物が集まる地区はきれいに整備されています。




ここが大統領府。フランス統治時代の影響を受け、建物の色が黄色になっているのが独特です。



建国の父 ホーチミンの遺体を安置しているホーチミン廟。ここは夜になるときれいにライトアップされ、多くの地元民で賑わいます。ここ亜熱帯は昼活動するには暑すぎるので、涼しくなる夕方以降に賑やかになるんだよね。




ハノイのシンボルとして有名らしい一柱寺。その名の通り、蓮池の中にある一本柱に仏堂が載っている。このお寺も蓮の花に見立てられたそう。



だんだん暑くなってきます。途中で冷たいアイスコーヒーを飲んだり、美味なるフォーを食べたり、買い物をしたり。ゆったりと過ごしながら中心部にあるタンロン遺跡に辿り着きます。数年前に発掘調査が終えられ、つい最近になって世界遺産登録されたというベトナム王朝の古城です。写真に見えるは端門。




広大なる城跡をどんどん歩いて行きます。





龍のレリーフが見事な階段に上にあるのが敬天殿。かつての皇帝宮殿があったところで、フランス統治時代にはフランス軍司令部が据え置かれていたところ。ここから地下道が延びていて、17km先までつながっているそう。





歴史ある建物が並んでいるのに、何故か観光客がそれほどいません。



敬天殿の楼閣として建てられた後楼へ。




805年に建てられたという正北門に出ました。この界隈でまた一休みし、またもや冷たいベトナムコーヒーでチルアウトします。




東方面に向かって旧市街へ。ハノイ市内の中で一番混沌としており、一番風情のある旧市街。




ご覧の通り、街路樹が鬱蒼と茂っていますが、行き交うバイクのクラクションと排気ガスのせいで、心休まる気分にはなれない。





冗談だろう?と思えるような信号待ち風景。やはり地元民といえども排気ガスが辛いのか、マスクをしている人が目立ちます。未だに鼻腔の奥に排気ガスの匂いがこびりついている気分になるもんなぁ。



ノートルダム寺院を思わせる風情のハノイ大教会(セント・ジョセフ教会)。




旧市街を冷やかした後は、穏やかで美しいホアンキエム湖へ。ここには2つの小さな島があり、一つには玉山祠というお寺が建てられています。







13世紀に建立され、今の建物は19世紀に建てられたそう。日が徐々に落ちていき、街がだんだんと黄昏色に染まってきます。




湖を見やると亀の塔が美しくライトアップされている。湖のほとりでは夕涼みをする人やジョギングをする人、カップルたちの姿が目立ちます。




ハノイ料理店の「タンタン(Tan Tan)」で。細い路地を入ったところにあるので非常に分かりづらいお店。ここで取りあえずハノイビールを飲みます。



具がたっぷり詰まっている揚げ春巻を食べます。




ハノイ名物「チャー・カー(Cha Ca)」を頂きます。ライギョをこんがり油で揚げた後、ネギや香味野菜も一緒に絡めます。




火が行き渡ったら茹でたフォーの上に、生の香味野菜やピーナッツを載せてかき混ぜて食べる。ヌクマムやハーブの香りがきついので、人によって好みが分かれるかもしれない。僕は美味しく頂きました。


さて満腹になってお会計をしよう!と財布を見たら、日本円とカードだけでVNDが全くない!お店の人に聞いたら「カードはNo」というではないか。夜になって銀行は閉まっているしどうしよう!と大慌てし、結局ATMでキャッシングすることに。ベトナムでは高級店以外はカードが通用しないことが多いのでご注意を。

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