2012年11月13日火曜日

ラーメン 虎ノ門店



ラーメン 新橋店(過去の記事 )やラーメン 神田店(過去の記事 )に次ぐ第三のお店「ラーメン 虎ノ門店」。事情を知らない人が見れば、訝しいことこの上ない店名に首を傾げることだろう。余りにもストレートな店名にもかかわらず、お昼時には野郎どもがご覧のように行列を作ってしまうとは…賢明なる諸氏ならこの店の正体がお分かりだろう。



黄色い看板に「ラーメン」の赤い文字。そこには「二郎」の文字を剥がした跡が見える。そう、ここはかつて「ラーメン二郎 虎の門店」を名乗っていたお店。「ラーメン 新橋店」や「ラーメン 神田店」と同じ事情を抱えるお店なのだ。二郎が商標登録されるに伴い、直系店は本店へロイヤリティを払うことになった。そこに反旗を翻したのが「有限会社ジローフーズシステム」が経営する「ラーメン 新橋店」、「ラーメン 神田店」や「ラーメン 虎の門店」といったいわゆるフーズ系である。二郎の文字を看板からおろすことになったとはいえ、味は二郎のジャンク感覚に満ちている。



いつものように野菜マシで頼みます。野菜のほとんどがもやしなのもいつもの通り。背脂の量は普通の二郎に比べて少ないように思える。条件反射的に天地返しをすると、現れたのが細めのちぢれ麺。二郎のそれよりも明らかに細いではないか。それ故にいつものワシワシ感が少なく、幾分柔らかいようにも思える。だがこれはこれで随分と食べやすく、カネシ醤油の甘さ加減もちょうどいい。ブタは二郎界の中では最薄と思えるほどぺらぺらなのが2枚。これはちょっとノックアウト感が少ないぞ。やはりフーズ系ということだけあって、他店と同様にライトで量的にも食べやすいものを出してきた。二郎初心者にはちょうどいい味と量だが、重度の二郎中毒者である真性ジロリアンな人には物足りなく感じるだろう。

住所:東京都港区虎ノ門3-2-13
ラーメン 虎ノ門店ラーメン / 神谷町駅虎ノ門駅六本木一丁目駅 ) 
夜総合点★★★☆☆ 3.0 
昼総合点★★★☆☆ 3.0

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