2013年1月31日木曜日

ダッパーダンヌードル(Dapper Dan Noodle)

東急池上線 五反田駅直下にアーケード飲食街があります。その中に「満洲屋が一番」(過去の記事 )という久留米ラーメン店があったのですが、あっというまに閉店してしまいました。なんとなく納得していましたが、驚いたことに大崎の二郎インスパイア系として有名な「The Outsiders」(過去の記事 )も去年の暮れに閉店してしまったと言うじゃないですか。飲食業界の厳しさと栄枯盛衰を物語っていますが、「満洲屋が一番」の跡地に「The Outsiders」の姉妹店ができたというので行ってきました。


前もラーメン屋だったので、エクステリアや厨房機器に金を掛ける必要はそれほどないのでしょう。それにしても実にシンプルな店構えです。



一見さんには非常に分かりづらい奥まったところにあります。このチラシが貼られている店が目印になります。そもそもダッパーダンってどういう意味だよ?と調べたところ「伊達男」という意味らしい。実に男気を感じさせる店名じゃありませんか。この時点で不吉な前兆を感じ取らずにはいられませんが。



普通のラーメンだけでなく、カレー味だとかトマト味だとかを取り揃えているのは「The Outsiders」と同じところ。店の中に流れているインディーズ系ロックも同じ感じ。お店の人がバンドでもやっているのでしょう。系統で言えばSonic Youth的なロックが流れています。



醤油(M)を注文します。枕詞のごとく「ニンニク入れますか?」と聞かれるので、勤務中につき丁重にお断り。キャベツ比率高めのてんこ盛り野菜と極太でゴワゴワした麺を天地返しでスープをまぶします。それにしてもやたらとストレートでゴワゴワした麺だよな…と頬張ってみたところ、オーション率が非常に高くて剛毛なワシワシ麺になっていました。何だよこれ!二郎インスパイア系で最恐ともいえる麺の硬度じゃないか?ブタを口にしてみたところ、ホロホロ崩れていく柔らかさにもかかわらず塩味がきつい。これだけヤサイと麺を天地返しにしても全体的に塩味が強烈!スープはカネシ醤油の味が控えめになっており、脂控えめで乳化していない。涙目になりつつヤサイと麺を平らげたが、スープを啜ってみたところ「マジしょっぺー!」と飲む気にならなかった。量といい、塩味が持つ攻撃性といい、二郎インスパイア系の中で破壊力抜群なお店でした。

住所:東京都品川区西五反田1-12-1 五反田桜小路
ダッパーダンヌードルラーメン / 五反田駅大崎広小路駅大崎駅 ) 
夜総合点★★★☆☆ 3.0 
昼総合点★★★☆☆ 3.0

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