2013年4月15日月曜日

ラーメン二郎 京急川崎店

何度も言っておくが、僕は二郎中毒者というわけでもない。店によってばらつきのある味を確認し、二郎という壮大なサーガとは何か?を探ることが楽しいだけなんだ。そんな訳で今回は「京急川崎店」を訪問してきました。京急川崎駅から京急大師線の線路沿いを歩いて10分弱。渋滞が起きまくっている踏切の近くに「京急川崎店」があります。


どうやらここはブタに定評があるらしい。但しヤサイは少なめと聞いているので「小ブタ」にヤサイアブラのトッピングをお願いした。店主は非常に物腰穏やかで、スマイルさえ浮かべているのが印象的。無愛想な他店に比べて、この辺りは初心者にもウケそうだ。


さて、ご覧の通り、ヤサイマシといってもそれほどの大分量ではない。ただし盛られたヤサイの下にはブタがごろごろと隠れているので、おそらく全体的にいって適切な量になるんだろう。もっと食べたい人はヤサイマシマシでも問題ない量だ。僕の場合は天地返しするほどの分量でもなかったので、スープをひたひたとヤサイに掛けて喰らう。キャベツ比率多めで適度に茹でられている。やがて隠れていたブタが姿を現したので、おもむろに箸でつかむ。ホロッと崩壊するほどの柔らかさ。良く煮込まれており、味もじんわり染みて旨い。「小ブタ」なのでごろんごろんとした豚の量も申し分なし。

やがて、頭角を現した細めの麺をズバズバっと頬張ると実に柔らかい。のびきったうどんといってもいいほどヤワヤワに茹でられており、他店にみられるようなワシワシ感は皆無。これはラーメンか?うどんか?パスタか?いやのびた二郎麺に他ならない。「麺硬めは技量不足のため不可」という張り紙があったが、なるほどこういうことだったのか。しかしこれはこれで異次元の二郎感覚を楽しむことができる。次第に何を食べているのか良く分からなくなってきたところで、麺を完食。スープはそれほど乳化しておらず、透明度はやや高め。カネシ醤油の味も十分に感じられて、まごうことなき二郎スープ。最後は表面に浮かんだ背脂の甘みを堪能する。なるほど、違った角度から楽しめる二郎だった。

住所:神奈川県川崎市川崎区本町2-10
ラーメン二郎 京急川崎店ラーメン / 京急川崎駅港町駅六郷土手駅) 
夜総合点★★★☆☆ 3.5 
昼総合点★★★☆☆ 3.5

0 件のコメント:

コメントを投稿