2013年5月15日水曜日

Dark & Long : Underworld

このところ、僕の中でアンダーワールド祭りが続いてます。


Dark & Long : Underworld

彼らの初期名作「Dubnobasswithmyheadman」(過去レビュー)オープニングを飾る「Dark & Long」。イギリス本国ではJunior Boy's Ownから様々なバージョンのシングルがリリースされていました。僕が持っているCDシングルはデンマークのApril Recordsというレーベルからディストリビューションされたもので、ここにはフロア完全対応の様々なリミックスバージョンが収録されています。もちろん「Dark Train」も収録されている。

注目すべきは「Thing in a Book」で、20分にも及ぶ長尺トラック。「Dark & Long」の基本的骨格を継承しながらも、原型から大きくかけ離れた作りになっています。しかもBPMが速いので、今の耳で聴けば時代を感じさせる。シングル全体では70分以上にも及び、アルバムかよ!と突っ込みたくなる長さ。それでもやはり、どこを切ってもアンダーワールド汁が滴り落ちるのは、彼ら特有のセンチメンタリズムとロマンティシズムが貫かれているから。ダレン・エマーソン加入に伴いクラブミュージックのエレメントが注入されるも、三つ子の魂百までと言うべきか。このふわふわした感覚はコアメンバー二人が独自に持ち合わせたものらしい。ここら辺がロックリスナーに受けた理由なんだろうね。

Tracklist

01. Dark & Long 7" – 4:07
02. Thing in a Book – 20:12
03. Spoon Deep – 17:53
04. Dark Hard – 11:30
05. Dark Train – 10:28
06. Burts – 8:47


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