2013年11月29日金曜日

豚そば秀吉



とうとう横浜駅の徒歩圏内にも二郎インスパイア系が登場しました。お店の看板だけではインスパイア系かどうか判断に迷うところですが、「ヤサイ」「ニンニク」「カラメ」と書かれたA型看板を出しているあたりは確信犯。かつての東急ハンズを左に曲がった路地にあります。



お店の看板メニュー「豚そば」を注文します。食券を渡す時に「お好みはありますか?」と聞かれたので、「ニンニクヤサイチョイマシ」をお願いしました。「豚そば」には巻豚が3枚入っています。ヤサイは二郎標準よりもやや少ないボリュームで、クタ目のモヤシ中心です。乳白色になった豚骨醤油スープはかなりマイルドで、醤油のキレが控えめなライト味。ただし、たっぷり盛られたニンニクがスープ全体に行き渡ってしまったので、辛みがかなり効いた味になってしまった。


豚ロールは箸でつかめばホロリと崩れてしまうほど柔らかく煮込まれていた。味もよく染み渡っており、看板メニューに相応しい出来具合だと思う。ただし、やや薄目に切られていたので、客をハードにノックアウトするほどのボリュームが欲しかった。極太剛毛の麺はかなり固めに茹でられており、ワシワシというよりもゴワンゴワンというぐらいに固い。顎が痛くなるほどガシガシと噛みしめていくが、その行為が満腹感を満たしていく。かなり食べ応えがあるんだが、固くてスープが染みていない故に若干の違和感を覚えた。そう、麺とスープがハーモニーを奏でていないのだ。麺をもう少しだけ茹でた方がいいだろうし、ニンニクの刻み方も粗かったので辛みがあった。ヤサイもちょいと茹で気味だ。開店したばかりということもあるので、これからの味の発展に期待したいところだ。

住所:神奈川県横浜市西区南幸2-9-1
豚そば秀吉ラーメン / 平沼橋駅横浜駅高島町駅 ) 
夜総合点★★★☆☆ 3.0 
昼総合点★★★☆☆ 3.0

2013年11月27日水曜日

Borderland : Juan Atkins and Moritz von Oswald


Borderland : Juan Atkins and Moritz von Oswald

デトロイトテクノのオリジネーターである Juan Atkins、90年代におけるミニマルダブの先駆者である Moritz Von Oswald ……デトロイトとベルリンというテクノの2大聖地を繋ぐ二人が20年ぶりの共演を果たしてます。しかも名門レーベル Tresor からのリリースということもあって、テクノ史上最強タッグに華を添えています。ちなみに 20年前の1993年には Moritz Von Oswald と Thomas Fehlmann(現 The Orb)のユニット 3MB と、Juan Atkins がコラボレーションした「Jazz is the Teacher」がリリースされています。

果たしてその内容はデトロイトとベルリンの融合に他ならなく、この二人だからこそ紡ぎだされる音の粒子と響き、戯れが五感を刺激します。シンプルな四つ打ちのキックと透明感のあるコズミックなシンセ音は紛れもなくデトロイト的であり、地を這うように重く響くベースラインやジャジーな香りが漂うダブ的音響処理は Moritz Von Oswald 配下にあるものです。

ほぼ同じBPMで打ち込まれていくキックがミニマルに続いていき、劇的な変容を感じ取れることは殆どない。だからこそスモーキーな雰囲気が徐々に鼓膜へとまとわりつき、いつしかリスナーは森の奥にある沼に足を取られるように耽溺していく。後半の「Treehouse」以降から二人の個性が際立ち始めるが、だからといって劇的な変化が訪れるわけではない。ディープに、ミニマルに、ジャジーにことは進んでいく。絶対的な快楽がここにあるわけではない。しかしながら、静かに流れる音の清流に身を委ねることで、静謐な快楽を発見することができるだろう。

2013年11月25日月曜日

トントントン



今年の2月、川崎市高津区に新しい二郎インスパイア系がオープンしました。ここの店主は二郎 上野毛店(過去の記事 )で修業を積んだ経歴を持つので、「我こそはジロリアン」と言う方は訪問する価値があるでしょう。場所は東急田園都市線の高津駅から徒歩10分ほどのところにある。R246沿いにあるので、車の方がアクセスしやすい。

注文・調理・会計を店主一人で切り盛りしているとの事前情報を得ていたが、僕が訪問した時は店主の奥さんらしき人も手伝っていた。券売機はなく、コールは注文時に行うシステムだ。650円の並ラーメンにヤサイアブラでお願いした。ニンニクやスープたれは卓上に置いてあるのでコールする必要はない。



入店してボケッと席を待ち、着席したと同時にラーメンも着丼。キャベツ比率高めの山盛りヤサイの上に、デロンデロンになった脂がふりかかっている。取りあえず啜ったスープはバッチリ乳化しており、刺々しさがなくマイルドで甘みあり。カネシ醤油の攻撃性に慣れたジロリアンには物足りなく思えるかも知れないが、僕にはちょうどいいライトな味。


天地返しすればごろっとした豚の塊が複数個登場。チャーシューの原型がないような形だが、いい塩梅に煮込まれて柔らかくジューシーだ。麺は二郎標準よりも太目だが、アルデンテな茹で加減で小麦の香りもバッチリだ。麺とスープのマリアージュを楽しんだ後で、メインディッシュ後のチーズのように野菜を頬張る。スープに浸かっていたので味が染み渡り、クタ具合も丁度良くなっていた。それぞれの素材がお互いを引き立てあい、どれをとっても文句ないバランスが取れている逸品だと思う。

住所:神奈川県川崎市高津区溝口5-16-18
トントントンラーメン / 高津駅二子新地駅溝の口駅 ) 
夜総合点★★★☆☆ 3.6 
昼総合点★★★☆☆ 3.6

2013年11月23日土曜日

Peel Session : Boards Of Canada


Peel Session : Boards Of Canada

Boards Of Canadaが98年に「Music Has the Right to Children」(過去レビュー)をリリースした後、英国BBCの名物ラジオ番組「John Peel session」で披露したライヴ音源。今回のリイシュー対象にはなってないようですが、iTunes Storeでも入手可能です。ちなみに番組ホストだったDJのJohn Peelは2004年に他界しています。

リリース当初は4曲収録されていたようですが、最終曲「XYZ」はサンプリング権利関係でリリース後に削除されたとのこと。現在収録されているトラックのオリジナルは、全て「Music Has the Right to Children」に収められています。勿論ライヴなので、アルバム収録バージョンとは異なっており、かすかな緊張感が伝わってくるのが興味深い。ヒップホップマナーに根差したエレクトロニカで、ピュアネスな音像がやたらと心地良い。アブストラクトヒップホップとエレクトロニカの垣根を行ったり来たり。特に2トラック目の「Happy Cycling」が素晴らしく、幾つものレイヤーが折り重なっていく様子が恍惚感を覚えさせてくれます。

2013年11月21日木曜日

ラーメン二郎 目黒店



全ての直系店を制覇しようと、もはや意地になっている二郎巡礼の旅。今回は都内屈指の人気を誇る老舗、目黒店を訪問しました。高い人気を誇っているにも関わらず、ここを訪問するのは初めて。最寄駅の目黒から結構歩くので(徒歩12分)二の足を踏んでいたのです。しかしながら勤務先からバスで行けばアクセスしやすいことが判明、今回の訪問に至りました。それにもしても何故こんなに人気があるのか?味だけでなく、小ラーメン500円という価格設定も理由の一つでしょう。



小ラーメンを注文。事前調査によると、目黒店は野菜が少ないと聞いていた。しかも味や量にかなりブレがあるらしい。無料トッピングを「ヤサイマシ」か「ヤサイマシマシ」のどちらにするか逡巡した結果、ヤサイマシをコール。ちょうどいい量のヤサイが盛られてきました。天地返しをするにはやや難があるので、取りあえずもやし中心のクタ気味なヤサイをやっつけます。やはりマシの割には量が少なく、マシマシにしても問題のないボリューム。スープは乳化しておらず、豚骨ダシのパンチが少ない。その代わり、カネシ醤油の甘辛いキレがあり、二郎王道の味を楽しめる。



適度に減ったところで天地返し。ブタの出来にもブレがあると聞いていたが、僕が食べたものは味も量も申し分なし。バターにナイフを入れるが如く、ブタを噛みしめると繊維質がすんなりと解けていく。味も十分に染みわたり、標準以上の仕上がりと感じた。麺は二郎標準よりやや細い中太で、表面がつるっとしておりヤワ目に茹でられているのが特徴だ。香ばしい味を堪能しながら、溢れ出てくる食欲を徐々に満たしていく。全体的にコンパクトにまとまっており、ライトスープの切れの良さから危なく飲み干しそうになってしまった。これでまた一片のピースが埋まった。

住所:東京都目黒区目黒3-7-2
ラーメン二郎 目黒店ラーメン / 目黒駅 ) 
夜総合点★★★☆☆ 3.7 
昼総合点★★★☆☆ 3.7

2013年11月18日月曜日

In a Beautiful Place Out In the Country : Boards of Canada


In a Beautiful Place Out In the Country : Boards of Canada

Tomorrow's Harvest」リリースに伴い、彼らの過去作品がリイシューされてます(と言っても半年も前のこと)。この作品は2000年にリリースされたEPで、98年リリースの「Music Has The Right To Children」、2002年リリースの「Geogaddi」のどちらにも収録されていない、いわゆるアルバム未収録曲。とは言ってもアルバムクオリティに劣るどころか、アルバムをも凌駕する内容の傑作です。

音像のぼやけたサイケデリックな世界に広がる、幻想的で牧歌的なメロディ。生暖かい乳白色のような電子の煙が、リスナーの心の深部に眠っているノスタルジアを喚起する。精神安定効果や催眠効果も抜群。この作品を聴いて、優しくも残酷な過去へのインナートリップに飛び立とう。

2013年11月15日金曜日

らぁめん 葉月 不動前店



勤務先から徒歩圏内にある五反田~大崎~品川エリアのラーメン屋はほぼ食べ尽くしてしまった。昼休みに電車で行ける範囲の大井町もまた然り。行動範囲がどんどん広がりつつある中で、今回は不動前まで足を運びました(片道徒歩20分 !!!)。



このお店の特徴は濃厚な魚介・動物系Wスープらしい。せっかく長い道のりを歩いてきたんだから、贅沢なフラッグシップメニューである「特らぁめん」を注文する。ラーメンに大枚1,000円をはたく豪気な自分を褒めてあげたい。



見た目にもごついラーメンが登場した。まず目が行くのが、たっぷりと乗せられた豚ばら肉チャーシューのボリュームだ。箸でつまむことも難しいほど、ほろほろと崩れていくさまで期待値は最大だ。お口に運べば、じっくりと煮込まれて旨味が染みわたったお肉がトロトロと蕩けていく。これは素晴らしい。味玉も味が染みわたっており、黄身の甘みも上等だ。他の具材であるメンマ、水菜、海苔の品質も高い。刻みタマネギは食べ進むにつれてラーメン全体をきりっとさせるアクセントになっている。



スープは煮干しが効いている魚介動物系だけど、豚骨にある獰猛さはそれほど感じなかった。どちらかと言えば鶏白湯寄りといったところだろう。濃厚とはいってもドロリッチな感じではなく、口当たりが良くてまろ味のあるところに好感が持てる。そして麺は300gという大ボリュームの極太ゆるウェーブ麺だ。ちょうどいい硬さの茹で具合で、弾力性・コシ・喉越し・食べ応えとも申し分なし。スープと麺の相性は絶妙であり、お店の丁寧な仕事っぷりが全体的に行き渡っているのが分かる。かくも芳醇なラーメンは人生に潤いを与えてくれるというものだ。

住所:東京都品川区小山台1-33-11
らぁめん 葉月 不動前店ラーメン / 不動前駅武蔵小山駅戸越銀座駅 ) 
夜総合点★★★☆☆ 3.3 
昼総合点★★★☆☆ 3.3

2013年11月12日火曜日

Kveikur : Sigur Ros


Kveikur : Sigur Ros

前作「Valtari」(過去レビュー)から僅か1年という短いインターバルでリリースされた新作。とは言ってもやっつけ仕事ではなく、彼らにとって非常に重要な意味を持つ作品になっている。キーボード担当のキャータン・スヴェインソン脱退後の、3人体制となった新しいスタート後の作品なのだ。

また、リリースの2年前から制作していたというから「Valtari」と双生児的な作品かと思いきや作風が全く違う。前作が賛美歌のように厳かで美しく繊細であったのに対して、今回はインダストリアルの要素やマシンビートが取り込まれている。スピーカーの音を大きくしてたこともあって、一番最初に聴こえた音がノイズのような荒々しい重低音で本当に驚いた。

全編通してヘヴィな作りになっており、これまでにないほど攻撃力がある。アンビエント感覚が控えめになっていることもあり、ポストロック的な浮遊感がやや減退。その代わりに音の輪郭がクリアになっており、音圧も強くなっている。

メンバー脱退後のヘヴィな作品、と言っても悲壮感が漂っている訳じゃない。ヨンシーの神々しい歌声、彼らが元々持ち合わせている美しいメロディも健在だ。それどころか新たなる決意を表明しているようにも、希望を携えて前を向いているようにも、新しいスタートに興奮しているようにも思える。まさしく新章の幕開けを感じさせる、彼らがロックバンドであることを再認識させてくれる傑作だ。

2013年11月9日土曜日

ラーメン二郎 仙川店


月~土の夜のみ営業している二郎。場所的にいっても、営業時間的にいっても僕にはハードルの高い二郎ですが、平日休暇を取得した時に訪問してきました。開店直後に到着したこともあって、並ぶこともなく難なく入店。券売機の横に「鍋二郎できます」なんて書いてある。地元民にしてみれば嬉しいメニューだろう。しかもお持ち帰り用の麺が1玉100円で売られている。焼きそばにするとおいしいなんて書かれているので、こちらも気になる存在だ。


ラーメン小にヤサイアブラのトッピングをお願いします。ここはデフォルトの野菜が少なめ、スープの脂も少ないと聞いていたからだ。それにしても通常の背脂ではなく、怪しい固形物のような脂がまぶされているのには驚いた。見た目があまりよろしくないので、即座に天地返しをした。


標準的な二郎スープに比べて乳化度合が低く、黒い醤油スープの様相を呈している。その色の通り、通常の醤油スープといっていいクリアな味。とんこつの味があまりせず、カネシ醤油の打撃力も低い。表面に油膜があるので、スープの温度もそれなりに高めだ。

適度にスープが染みた麺を食すと、実にハイクオリティな味がする。適度に太目で適度に固め。ワシャワシャと噛む度に、お口の中に小麦の香りが広がる。お持ち帰り麺もあるだけあって、二郎直営の中でもトップクラスの味と言える麺の出来だ。焼きそばにしたらさぞかし旨いことだろう。モヤシ中心の野菜はやはり少なめで、しかもシャッキリ感が少なくてクタクタしていた。これは少し残念なところだ。次に隠れていたブタを引きずり出すと、巨大な塊が2つも「こんにちは」と顔を出す。パサつき感があって、咀嚼するのに一苦労なブタ野郎だった。

全体的に言ってヤサイは「少なめクタクタ」、スープは「非乳化でカネシ低い醤油味」、ブタは「でかいがパサついて噛みごたえあり」、麺は「非常にハイクオリティでボリュームあり」という、良いのか悪いのか分からない評価を下さざるをえない。しかしボリューム的にはやはり二郎、他者の追随を許さない破壊的なものであるのは言うまでもない。

住所:東京都調布市仙川町1-10-17 
ラーメン二郎 仙川店ラーメン / 仙川駅つつじケ丘駅) 
夜総合点★★★☆☆ 3.3

2013年11月6日水曜日

Outsides : John Frusciante


Outsides : John Frusciante

John Fruscianteが去年の「PBX Funicular Intaglio Zone」(過去レビュー)以来、相変わらずのハイピッチリリースをしています。今回の新作EP日本盤にはボーナストラック含めて4曲収録されているんですが、その内の1曲「Same」が10分にも渡る長尺曲。憂いを帯びたシンセを支えるブレイクビーツ、やがてJohnが様々な奏法を駆使しながら哀愁のあるギターを延々と弾き続けるトラックです。ギターがひたすら唸り続けている点では、前作で初披露されたプログレッシヴ・シンセポップとは趣を異にしている。更に言えば今年4月にホームページ上で公開された「Wayne」の延長線上にあると言っていい。

他に収録されている曲は相変わらずクレイジーなものばかりだ。フリージャズをエレクトロニカで表現したような、極めてアヴァンギャルドな曲で商業性が極めて低い。前衛的というか、狂人寸前の天才が内面性をさらけ出したようなトラックだ。Aphex TwinやSquarepusherが本当にイカれたらこんな曲を作るに違いない、というようなカオスな仕上がりになっている。

1日の大半を曲作りに費やすだけあって、内面と向き合いながら音楽制作をする事こそ冒険、と言い切るJohn。つまり内的旅行こそが外に向き合うことだそうで、その世界がジャケットに表現されているらしい。この先Johnがどのようになっていくのか心配になってきた。

2013年11月3日日曜日

ハングリーピッグ



横浜の関内~伊勢佐木町といえば、ハマのジロリアン達が色めき立つ「ラーメン二郎 横浜関内店 」があるところ。伊勢佐木長者町の駅から関内二郎の行列を横目で見つつ、歩いて5分ほど行ったところに二郎インスパイア系である「ハングリーピッグ」がある。しかもサブタイトルよろしく「~ニンニク入れましょう!~」と看板に書いてあるのが挑戦的、いや本家へのリスペクト精神が溢れているのが分かる。1年ほど前にオープンしたニューカマーとのことだが、何はともあれ試さずにはいられないじゃないか。



ラーメン並(200g)にトッピングでヤサイアブラマシ、ニンニク少な目でお願いした。ニンニクはデフォルトで入っているとのこと。この他にラーメン中(300g)が同額の650円でも提供されていたらしいんだが、気付いたときは後の祭り。ちなみにカラメのトッピングはないようで、食卓にあるスープたれで味を調節するシステムになっている。程良い按配に乳化したスープを啜ってみると、カネシ醤油系の破壊力が極めて希薄な、背脂の甘味がするライトな味がした。豚骨醤油寄りのインスパイア系と言ったところだろう。



天地返しを行う。現れたのは通常の二郎系よりも細めの平打ち麺。適度な硬さに茹でられており、ゴワゴワな食感で中々食べ応えがあるではないか。ヤサイはモヤシ中心だが、新鮮さを感じさせるしゃっきり茹で加減がいい感じ。麺と野菜を一緒くたにして喰らい続けるが、スープがライトボディな故に卓上スープだれをふりかけた。ブタはロールされたヤワヤワホロホロなのが一塊。汁が十分に沁み渡っており旨いんだが、一塊ではさすがに物足りなさを感じた。麺もさすがに200gではやや少なかったようで、食べ終わってからも胃袋が破けそうな充足感が得られなかった。自己破壊衝動のある真性ジロリアンにとっては物足りなく感じられるだろう。ただし全体的にいってコンパクトにまとめられており、しかもライト感覚で味わえる点では二郎初心者向けの存在といえる。

住所:神奈川県横浜市中区若葉町2-15
ハングリーピッグラーメン / 日ノ出町駅伊勢佐木長者町駅黄金町駅 ) 
夜総合点★★★☆☆ 3.0 
昼総合点★★★☆☆ 3.0