2014年4月17日木曜日

Live at Wembley Stadium : Foo Fighters



久々にこのライヴDVDを見返したんですが、素直に単純に感動できる熱いライヴであったことを再確認。2008年6月に英ウェンブリースタジアムで2日間に渡って行われた Foo Fighters ギグを収録した映像で、この後に彼らはしばしの活動休止状態に入ります。

ウェンブリーでライヴを行う時点で伝説化を約束されたようなもんですが、やはりこれは伝説と呼ぶに相応しいライヴパフォーマンス。延べ16万人以上もの来場者を記録し、スタジアムが持つ最多動員記録を塗り替えたという事実からも、イギリスでの彼らの人気が窺い知れる。

選曲もベストと呼ぶに相応しく、中盤のアコースティックセットにおける「My Hero」は特に胸に染みる。やがて「Everlong」から「Monkey Wrench」や「All My Life」といったヒット曲中心の終盤になだれ込んでいく様は圧巻。8万6千人もの大観衆が両手を上げて熱狂し、ウェンブリーという特別な場でのみ放たれる強烈なバイブレーションとエネルギーがバンドと共振・共鳴しているのだ。

やがて特別スペシャルゲストとして、まさしくデイヴの My Hero である Jimmy Page と John Paul Jones が登場。デイヴがドラムスティックを握り、Taylor Hawkins がボーカルを務めて Zep の「Rock and Roll」を演奏するという有り得ない瞬間。その後、デイヴがボーカルを担当して「Ramble On」。Zep の二人が去ってバンドが「Best Of You」を演奏した後、デイヴは感極まって男泣き。そんなデイヴの後姿を見て「お前泣いてるのかよ」と驚いた顔をする Taylor Hawkins。まさに絵になるデイヴ。熱いソウルを持ったデイヴ。まじでいい人っぽいデイヴ。超デイヴ、兄貴。

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