2015年5月16日土曜日

ラーメン二郎 亀戸店



「ラーメン二郎 JR西口蒲田店」(過去の記事)の不甲斐なさに衝撃を受けた次の日、仕事で亀戸方面まで行く僥倖に恵まれた。これまで亀戸なんて行ったこと無かったんだが、これは何かの啓示なのか?二郎 亀戸店に行け、という天からの指示なのか?午前の仕事を終え、お店に到着すると店外には待ちなし、店内には数人の背後霊のみ。二郎の神がいるとするならば、前日のリベンジを果たしなさい、と言っているようなものだ。ラーメン小をニンニクヤサイアブラで注文することにした。仕事中であろうともニンニクを喰らうのが生粋のジロリアンたるもの(はっ!俺ってジロリアンだったっけ?)。共に訪問した20代後半の後輩はトッピング無しで注文していた。




身体中から男気を発散させる巨体店主から渡された一杯。スープはそれほど乳化していないが、ところどころに浮かぶ背脂が期待を煽る。やや甘いスープはエフゼットの切れがあってライトな味わいだ。ニンニクを溶かしこみコクを引き出したところで、頂上にあるぷるぷるアブラの上からスープを注ぐ。じんわりと雪が溶けていくようにアブラが流れ、野菜の山をエフゼットスープとアブラで覆い尽くす。キャベツ比率が高いヤサイをおもむろに頬張り、少し残ったシャキ感と瑞々しさを堪能する。スープとアブラとヤサイのハーモニーを楽しみ、お次はブタに取り掛かる。標準よりもやや少なめだが、味が染みて柔らかいブタはウマウマだ。



天地返しをすると、緩くウェーヴがかったぴろぴろな極太平打ち麺がご降臨。デロ加減もボリュームも申し分なく、ライトスープとの相性も絶妙だ。巨体店主からは想像できない繊細さも感じることができ、上品な二郎として非常によくまとまっている。それでもそこはやはり二郎、食べ進むにつれ胃袋が膨張していき、額には汗が浮かび、顔には苦悶の表情が浮かんでいるのが分かる。見事に食べきり、前日の雪辱を果たした思いがした。ちなみに20代後半の連れは見事に残していた。まったく最近の若い者は…。


住所:東京都江東区亀戸4-35-17

ラーメン二郎 亀戸店ラーメン / 亀戸駅亀戸水神駅東あずま駅
夜総合点★★★☆☆ 3.7
昼総合点★★★☆☆ 3.7

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