2015年7月24日金曜日

いし井 五反田店


当ブログで何度か言及していますが、西五反田~大崎広小路界隈はラーメン店密度が非常に高い。最近では煮干系の最右翼である「凪」(過去の記事)が出店したり、「ラーメンタロー」(過去の記事)まで参戦したり、新旧入り乱れての戦国時代へと突入しています。そんな中、2年ほど前にオープンしたお店にようやく足を運びました。銀座に本店があるお店の支店ということですが、すなわち西五反田も激戦区と認められたということでしょう。




メニューの中核を成すのが中華せいろ(つけめん)と中華ソバ(ラーメン)。このような場合、ラーメンを注文するのが通例となっているので、中華ソバ(上)の食券を購入です。950円というなかなかいい値段ですが、裏を返せばお店の自信が伺えるというもの。




料亭のようなカウンターで待っていると、美味を約束しているかのような美しい一杯が着丼。比内地鶏を使っているというスープを啜ると、鶏白湯スープを濃厚にしたようなダブルスープの香りがお口の中を駆け抜ける。煮干や鰹などの魚介系の香りも添えられ、濃厚かつ上品な味にやられる。海苔とメンマが添えられて、味付け玉子はじんわり甘く煮込まれて、豚ロースを使ったチャーシューは適度な歯ごたえと柔らかさがある。全てにおいてクオリティが高い上品な味。




麺をリフトアップすると、黄色がかった中太ストレート麺が顔を出す。しっかりした食べ応えながら、小麦と卵のアンサンブルにより甘みが感じられて美味しい。スープとの相性も抜群で、交差点の向こう側にある人気店「麺彩房」(過去の記事)と拮抗するレベル。汁完必至な旨さで満足のいく一杯でした。


いし井 五反田店つけ麺 / 大崎広小路駅五反田駅大崎駅
夜総合点★★★☆☆ 3.9
昼総合点★★★☆☆ 3.9

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