2015年11月24日火曜日

SHIN


横浜 東神奈川〜白楽界隈のラーメン激戦区っぷりは異常とすら言えるもので、その中でも反町におけるしのぎの削り具合は注目に値する。ラーメン星印(過去の記事)から徒歩一分もしないところに人気ラーメン店が軒を連ねているからだ。その名も「SHIN」。


店内に入ると人情は女性オーナーが元気よく切り盛りしている。メニューの主軸は「らーめん」に「つけめん」、それと限定メニューの台湾まぜそば等。正直いってどれにすべきか迷うところだが、お店看板メニューの揚チキンめんを頼むことにした。


着丼までの間、お店のウンチクに目を通す。ダシには鶏がらや豚骨といった動物系、節や昆布といった魚介系、長ネギや生姜といった香味野菜系が使われているが、そのそれぞれに上質なものを使っている。カエシにもこだわりが感じられる。


手持ち無沙汰にビールを注文したところ、チャーシューがミニおつまみとして出てきたのが心憎い配慮。そういえば周りをみると常連さんが多いな。店主の人柄のなせる技か。


やがて、わらじサイズの揚チキンが搭載された麺が着丼した!衣はカリとして香ばしくスパイシー、肉そのものは柔らかくてジューシー、これだけでも胃袋が満たされそうだ。他に搭載された具材は筍を煮たもの(メンマじゃないらしい)、黄身がトロリと味付けされた玉子、刻みネギにナルト等。


スープは醤油ベースのシンプルなものながら、それほど淡麗でもない。ダシがしっかりとした骨格を形成しており旨味も十分だ。麺はフランスパン粉に使われる小麦を使っているとのことで、クヌプリとした食感とパッツリした茹で加減を楽しむことができる。食べるにつれ揚チキンの衣がスープに溶け込み、スパイシーさと塩加減と脂分が変化していくのも楽しい。心が温まるお店だね。

SHINラーメン / 反町駅神奈川駅東神奈川駅
夜総合点★★★☆☆ 3.7
昼総合点★★★☆☆ 3.7

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