2016年6月12日日曜日

めんや 参○伍



日本一のハイセンスタウン 六本木で一仕事した後、久々にラーメンでも嗜むか…と路地裏を徘徊したところ、行列ができているお店を発見。主軸となっているのがらーめんとつけめんで、超濃厚豚骨スープを売りにしているとのこと。メニューの中でも耳慣れない「三◯五郎」という、何かの記号めいたものを発見。680円の食券を買ったところ「ニンニク入れますか?」という耳慣れた質問が。脊髄が即座に反射して「ニンニクヤサイアブラ」という呪文が自動的に口から流れた。これはもしや…




二郎インスパイア系じゃないか!ギロッポンに来てまで二郎系を食う羽目になるとは、俺はどこまでもついていない男なんだー!ぽっぽ ぽぽぽぽ ぽっぽー!というのは真っ赤な嘘であることは賢明な読者諸君だったらお分かりだろう。2015年末以来のご無沙汰な二郎系だが、六本木を訪問するにあたって入念なリサーチを行い、このお店を突き止めたのだ。




見た目に圧倒され一抹の不安がよぎるが、クタ気味なモヤシ中心のものを食べ進むにつれ、不安は杞憂に過ぎないと確信。久しぶりの二郎系だったので臆してしまったが、かつての勢いを取り戻して順調にかさを減らしていく。ブタは本家のようにゴロとしたものではなく、薄めにスライスされたものだ。甘く味付けされており、柔らかいほどに煮こまれている。これはこれで味わい深いものだ。



超濃厚豚骨スープを謳っているものの、本家の持つパンチ力は感じられず、インスパイア系の域を出ないものだった。カエシにもっと攻撃性を与えてもいいのでは、と思った。極太麺は少々やわく、芯に若干のポキ加減が残るもの。本家へのオマージュは何となく伝わってくるが、再現性は低い。二郎系をメニューの一つとして用意しているので、片手間感は否めない。やはり1点に集中することも大事なのだ。

久々の二郎系ということもあって、完食することに集中してしまい、味わうことを疎かにしてしまったのは自分の反省点だ。やはり常日頃から食い続け、胃を鍛えあげなければならないと思った。


住所:東京都港区六本木7-13-10

ホームページ:http://www.menya305.com/
めんや 参○伍ラーメン / 六本木駅乃木坂駅六本木一丁目駅
夜総合点★★★☆☆ 3.6
昼総合点★★★☆☆ 3.6

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