2016年12月22日木曜日

麺屋 登夢道 茅ヶ崎本店



湘南といえば「ラーメン二郎 湘南藤沢店」があり、茅ヶ崎では二郎インスパイア系の雄「菜良」が制している地域だが、昨今はやにわに混戦状態を呈している模様。というのも「麺屋 登夢道 茅ヶ崎本店」というお店が2014年に殴り込みをかけてきたからだ。他には平塚に「豚んち」という二郎系があるが次回の課題とし、まずは「登夢道」を訪問してきた。この界隈は住宅街ということもあって家族連れが非常に多かった。メニューは大別して味玉つき醤油味(登夢道めん)/みそ味/辛みそ味の3通りあったので醤油味を。麺量は大:1.5玉、中:1玉、小:半玉ということなので中をお願いした。730円也。




着席とともに無料トッピングを尋ねられたので「ニンニクヤサイ」をお願いしたところ、なかなか見目麗しい外観を誇る一杯が着丼。ロールしたブタはふわとして柔らかくてドリミーにとろけるが、もう少し肉々しいノックアウト感が欲しかったところ。ヤサイはクタ気味に茹でられたモヤシ中心だ。ニンニクは刻まれているというより、すりおろされたようなのでもう少し荒い粒度でも良かったと思う。



スープは「鶏ガラ豚骨系」を謳っている通り、ジャンク加減控えめのあっさりしたもの。麺は一般的な二郎系とは異なり、多加水でつるもちで柔らかくボリュームもそれほどではない。麺とスープの組み合わせが明らかに通常と一線を画しており、凪いでいる湘南の海のようにマイルドな味わいだ。…つまり悪く言えば「普通のラーメン」なのだ。総じて破壊力低めのファミリー向けで、それ故に二郎系の裾野を広げているのは確か。二郎系が一般的になっていくのは喜ばしいことだが、普通の人に訴求する二郎系は二郎系たり得るのか?という疑問が残ったのも事実だ。

住所:神奈川県茅ヶ崎市赤羽根95-2

麺屋 登夢道 茅ヶ崎本店ラーメン / 北茅ケ崎駅香川駅
夜総合点★★★☆☆ 3.1
昼総合点★★★☆☆ 3.1

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